41. ない仕事の作り方
みうらじゅん氏の本である。
一言でまとめると、一人電通の手法、思考法である。
企画立案から、収集、営業、発表、接待まで全て一人でやる。
ブルーオーシャンの神様である。
ない仕事をどう作るのか。
スタートはマイナスなものから。
例えば、滋賀県には近江鉄道というものがある。
近江鉄道に書かれてるのは、一時間に一本しかない時刻表である。
一度逃したら、地獄だ。
地獄のような時刻表、地獄表。
みうら氏は、地獄表を探す旅に出たことがある。
要するに、マイナスなものから探し、
ネーミングし、ひたすら情報収集し、猛烈に自分の中ではまる。
ハマったら、広告代理店に営業する。
そして、流行を作る。
これが手法である。
みうら氏は、忘我の塊であり、無我の塊でもある。
なぜなら、地獄表なんて、何かどうしたところで、何も変わらないからだ。
しかし、変わらないからこそ、みうら氏は商機とみる。
そこが違うのだ。
問題発見能力が最強クラスである。
みうら氏から学んだ、最大の学びを最後に一文で紹介する。
自分がしたい仕事が世の中にないなら、創ってしまえばいい。
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